ケヅメリクガメを飼育するのに主食となる野草を【写 真】で紹介! 【エサ代】削減

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私は、静岡県中部地区に在住の還暦を超えた、生き物好きの男です。

このブログは、ケヅメリクガメを10年以上育てている私が、家庭での実際の育て方
について説明しています。

私は、子供のころから生き物が好きで、昆虫からはじまり、イモリ、カエル、水棲カメなど、いろんな生き物を育ててきました。

リクガメを育てることは、夢のひとつでしたが、寒いとき暮らす場所やヒーターなどの設備が必要となることが、わかっていたので一歩が踏み出せないでいました。

けれど、50歳をこえた頃、

「このまま歳をとってしまうと夢が実現できずに終わってしまうぞ。」

「人生は一度きりだぞ。」

こんな、意味不明な思いにかられて、思いきってケヅメリクガメを飼う決意をしました。

早速ですが、普通の家庭でケズメリクガメを育てることが可能なのか?


答えは、・・・条件付きですが、可能です。

その条件とは、ケヅメリクガメが生活する広い空間を確保できる事です。

それでは、

「餌は何をやったらいいんだろう」

「成長速度はどれくらい?」

「飼育温度はどれくらいでだいじょうぶなの?」

「病気はしないの。」

「どこで販売されているのかな。」

「性格はどんな子なの?」

「どれくらい大きくなるのかな。」

などの疑問にお答えしながら、我が家のケヅメリクガメの「大吉」君といっしょに10年間暮らした経験からわかった飼育の方法をお話したいと思います。

わたしのお話しする情報でケヅメリクガメたちが今よりちょっとだけでも幸せになれて、ケヅメリクガメと暮らすあなたのお役にもたてば幸いです。

このブログでは、ケヅメリクガメの主食となる、野草を紹介させてもらいます。

実際に、「大吉」の食べている野草を中心に、わたしの住んでいる地域に自生している野草を

ご案内します。

あなたのケヅメリクガメの食卓が少しでも豊かなものになれば幸いです。

目 次

A、野草を収穫するときの注意点

  1. 除草剤や農薬に注意!
  2. 毒となる野草をあげないでね。

B、ケヅメリクガメの主食になる野草

A、野草を収穫するときの注意点

除草剤や農薬に注意!

野草を収穫するのが、自分の庭であれば除草剤や農薬がかかっているかどうかは、自分でわかるので

問題は無いと思います。

けれど、お庭がなければ、川の土手や、公園、空き地などで収穫することが多いと思います。

そんなとき、気をつけたいのが除草剤や農薬がかかっていないかの確認です。

心配のしすぎかもしれないけれど、管理者は以下のようになっているので、問合わせてみれば

安心です。

一級河川 :国(国土交通省)

二級河川 :都道府県

その他河川:市町村

公  園 :市町村が多いが、県や国(国定公園など)の場合もある

空き地:個人所有であったり、法人所有や、民間所有の場合がある。

    不法侵入にならないよう注意して下さいね。

とってきた野草は、できれば水洗いしてあげると良いでしょう。

野草が湿っていると、水分補給にもなり、一石二鳥です。

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毒になる野草をあげないでね。

ケヅメリクガメは元々野生のなかで暮らす動物だから、毒になる食べ物はかぎ分けられると思います。

実際に、毒のある野草をあげた事が無いのではっきりと断言はできませんが、

害がない(ヨモギなど)野草でも、においを嗅いで気にいらないと口にしない事から、

ある程度選ぶことができていると思います。

床が土なので、食べ物が汚れにくいようにトレイ

を敷いています。

今日のごはんは、ノゲシです。

けれど、なん種類かの野草をいっしょにあげた場合、他の野草のにおいに紛れて

毒のある野草に気づかずに、あやまって口にしてしまう事も考えられます。

だから、スイセン・ヒガンバナ・ノビル・サトイモの葉など、毒になる野草は飼い主のあなたが

気をつけてやって下さい。

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B、ケヅメリクガメの主食になる野草

大吉がいつも食べている野草を紹介します。

季節によって生えている野草が違うので色々なものが食べられて、偏食にならなくてちょうど良いと

思います。

野草の保管方法について

ケヅメリクガメが大きくなって一番頭を悩ませるのが餌の確保だと思います。

私は週に1回~2回、野草を収穫します。

常温で保管すると、いたみやすいのでビニール袋に入れて冷蔵庫で冷蔵しています。

それでも1週間おくとだんだんと鮮度が落ちてしまいます。

バケツに水を入れてとってきた野草をさして置いたり、常温でビニール袋に入れて涼しいところに

置いたり、いろいろ試したのですが、特に夏場は鮮度が落ちやすいので、

せっかく採集した野草を無駄にしてしまう事もありました。

大食漢なので、野草をとるのも大変です。

野草採取が、毎週の日課になっていて少し苦労する面もありますが、

元気にうれしそうに、モリモリ食べてくれる様子を見ると、そんな苦労もふっとびます!

ケヅメリクガメの餌になる野草

それでは、主食になる野草のご紹介です。

クズ です。

左の写真のようにツル状にのびます。

右は葉の拡大です。

葉のついている茎の部分は取って、葉のみを食べさせています。

春から夏の主力野草です。

川の土手などでよく見かけます。

根から葛粉ができるようですね。

ノゲシ です。        

年間を通じて、主力の野草です。

幹を引っ張ったとき、気持ちよく切れるぐらいの柔らかさの部分をあげています。

葉のトゲが触ると痛いのはオニノゲシで    同じく餌になります。

切った部分から白い液体がでます。

手につくと痒くなる事もあるのでご注意を。

シロツメクサ です。

クローバーとか白クローバーとも言います。

三つ葉ですが、四葉を見つけると幸せに

なれるとか?

花も一緒にあげています。

タンポポ です。

日本の在来種のニホンタンポポと、

外来種のセイヨウタンポポがあるようですが、

よく目にするのはセイヨウタンポポのようです。

どちらも餌になります。

いたみが早いので早く食べさせて下さい。

カラスノエンドウ です。

実は小型のサヤエンドウです。

カラスのエンドウの小さいのが

スズメノエンドウで、これも餌になります。

茎ごとあげています。

カタバミ です。

いろいろ仲間があるようです。

草丈は小さいですが、

茎ごと食べるので、案外たくさん取れます。

根の部分は取ってあげて下さいね。

ヤブカラシ です。

つるを伸ばして成長します。

茎ごと取って与えると葉やつるの柔らかい

ところだけ食べてあとは残してくれます。

コバンソウ です。

白っぽい実のついた草がそうです。

イネ科で、たまに見かけます。

かまで刈って収穫します。

実も食べます。

たぶん カモジグサ です。

まだ穂がつくまえです。

稲科です。

地面から10cm~20cmくらいのところで

刈り取ってあげています。

これは、ヘラオオバコ です。

おなじ仲間の、オオバコもたべます。

ヘラオオバコは葉がオオバコに比べ

ヘラ状になっています。

花も食べます。

チチコグサモドキ です。

茎を引っ張ってちぎれる部分から上の

柔らかいところをあげています。

草丈は10cm~30cmほどで、小ぶりですが

喜んでたべます。

ハハコグサ です。

小さな黄色の花が咲きます。

春の七草のゴギョウは、

このハハコグサです。

桑の木 です。

葉を食べます。

リクガメに適した栄養があるそうです。

まだ、苗ですが、餌がたくさん取れることを

期待して植えてみました。

ヨモギ です。

香りが強いので、食べないときもあります。

毒のあるトリカブトと似ているので、

一応ご注意くださいね。

ハルジオン です。

あまり食べられる部分が無いので「大吉」には、

あげたことはありません。

子ガメのときなら葉をあげると良いと思います。

別名、貧乏草です。

ツユクサ です。

青い花が咲きます。

夏のあいだの、食料元です。

手でひっぱって、切れる部分から上を食べて

もらっています。

ホソバアキノノゲシ です。

ノゲシの仲間でしょうか?

ノゲシと同じように、切った部分から白い液体が

でます。

私の所では、だいぶ役にたってくれています。

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